先に結論

そして、この記事でいちばんお伝えしたいのは辞めるときのルールが会社によって3倍近く違うということです。詳しくは後半に書きます。

あなたが入会するとしたら、いちばん気がかりなのはどれですか

おすすめは出しません。あなたが避けたいことから探します。
当てはまるものを選ぶと、あなたに合うスタジオが残ります。

表A:グループレッスンで週1回通う場合

マシンを使ったグループレッスンを、月4回ペースで通う前提に揃えました。

スマホでは1社1カードで表示しています。

表A:グループレッスンで週1回通う場合の初期費用・月額・都度払い比較
スタジオ 初期費用 月額(月4回相当) 都度払い
WECLE 16,500円 9,680円 なし
zen place 22,000〜33,000円 15,400円(RG4) チケット制
Repilates 10,000円 14,190円 4,500円
DEP 0円 確認できませんでした 1回券あり

各社の補足

WECLE(ウィークル)

9,680円のシンプルプランは月4回まで、平日10〜20時・土日祝10〜18時という時間帯の制限があります。24時間通い放題になるのはベーシック(12,980円)以上です。初期費用は入会金11,000円+事務手数料5,500円。公式サイトには「料金は年契約会員の価格となります」という注記があり、月契約の場合の金額は記載を見つけられませんでした。

zen place

スタジオがグレード01と02に分かれていて、入会金が33,000円と22,000円で違います。プランも十数種類あり、マットグループなら月4回9,625円から、マシン(リフォーマーグループRG4)だと15,400円。ここではマシンピラティスの価格を載せています。入会時に月額会費の2ヶ月分を前納します。

Repilates(リピラティス)

女性専用。月4回14,190円、通い放題28,490円。入会金5,000円+事務手数料5,000円ですが、体験当日の入会でどちらも0円になるキャンペーンがあります。店舗によってプランの価格が異なると公式に明記されています。

DEP

月額料金を、公式サイトと体験レッスンのページを見た範囲では見つけられませんでした。フランチャイズで全国50店舗以上を展開しているため、店舗ごとに料金が異なるようです。入会金・年会費・退会費が一切かからない点は明記されています。私の探し方が悪かっただけかもしれないので、見つけた方がいたら教えてください。

表B:マンツーマンで通う場合

上の4社とは指導形態が違うので、表を分けました。金額だけ見ると高く見えますが、1対1の個別指導である点が違います。

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表B:マンツーマンで通う場合の初期費用・月額・都度払い比較
スタジオ 初期費用 月額(月4回) 都度払い
Pilates isM 15,000円 30,000円 15,000円
1to1 0円 26,400円(都度6,600円×4) 6,600円〜

Pilates isM

全プランが完全パーソナル。月2回18,000円、月4回30,000円、月8回57,000円、都度払い1回15,000円。東京・大阪・沖縄で展開中です。入会金15,000円という情報が外部サイトにありましたが、公式の料金ページには記載を見つけられませんでした。

1to1

女性専用の完全個室。40分6,600円、60分9,900円、80分13,200円で、すべて都度払いが可能です。入会金は無料。ウェアは預かり・洗濯してもらえて、ソックス・シューズ・タオルも無料レンタルなので手ぶらで通えます。2ヶ月179,685円の短期集中ダイエットコースもありますが、こちらは中途解約時の扱いを公式サイトで確認できなかったため、この記事では都度払いのみを紹介しています。

表C:契約条件(ここが本題です)

料金より、こちらを先に見てください。指導形態に関係なく比較できる、唯一の項目です。

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表C:退会の申出期限・手続き方法・継続の縛りの比較
スタジオ 退会の申出期限 手続き方法 継続の縛り
Repilates 退会希望月の前々月10日まで スタジオ受付 記載を確認できず
zen place 月末営業日→翌々月から適用 登録スタジオ 入会金無料なら4〜6ヶ月
WECLE 退会希望月の前月5日まで 店舗 年契約に差額清算金
Pilates isM 確認できませんでした ー ー
1to1 確認できませんでした ー ー
DEP 確認できませんでした ー ー

「辞めたい」と思ってから請求が止まるまで

具体的に計算してみます。

Repilates:10月末で辞めたい場合、締切は8月10日です。つまり2ヶ月半以上前に決めておく必要があります。通い放題プランだと、辞めると決めてから止まるまでに最大3ヶ月分=約8万5千円かかる計算になります。日割り返金はありません。

zen place:8月末までに手続きすると、10月から退会。9月分・10月分は発生します。

WECLE:9月末で辞めたい場合、8月5日までに店舗で手続き。

同じピラティススタジオでも、猶予期間が1.2ヶ月から2.7ヶ月まで2倍以上の開きがあります。そしてこの3社はいずれも、手続きに店舗へ行く必要があります。

「行かなくなったから辞めよう」と思ったとき、その店舗に行くのがいちばん億劫になっている、というのが実際のところだと思います。

入会金無料キャンペーンには継続期間がある場合があります

zen placeの入会金無料キャンペーンには、継続契約期間の条件が設定されています。期間内に退会すると、キャンペーンが取り消されて入会金(22,000円または33,000円)を支払うことになります。

注意したいのは、この期間が公式サイト内で複数の記載になっていることです。「ご利用について」のページには6ヶ月、「入会の流れ」のページには4ヶ月、キャンペーンの注意書きにはプラン別に4ヶ月と6ヶ月、と書かれていました(2026年8月9日確認)。

選ぶプランによって条件が変わる仕組みのようですが、公式サイトを読むだけで正確に把握するのは難しい状態です。契約前にスタジオで直接確認することをおすすめします。

体験レッスンの申し込み条件も会社ごとに違います

DEPは初回体験がWeb事前決済のみです。通常9,900円で、LINEクーポンを使うと70%OFFから最大無料になります。クーポンを取らずに申し込むと満額を先払いすることになるので、先にLINEを登録してから進んだ方がよさそうです。またレッスン開始24時間前を過ぎるとキャンセルしても返金はありません。

zen placeは法律上の義務はないとした上で、申込日を含む8日以内かつ未利用の場合に限りクーリングオフに準じた手続きを受け付けると明記しています。

Repilatesは契約後3日以内であればキャンセル可能と特定商取引法に基づく表記に記載しています。

「行かなくなったのに払い続けた」を避けるには

会費を払い続けたまま行かなくなった、という話はよく聞きます。ジムでもヨガでも同じです。

原因を分けると、たいてい次のどれかです。

予約が面倒

WECLEは予約不要で、着替えもせず30分で終わる設計です。24時間営業の店舗もあります(店舗により異なります)。

時間帯が合わない

zen placeとDEPはオンラインレッスンに対応しています。zen placeはスタジオレッスンのライブ配信に参加できる仕組みです。

そもそも月額が向いていない

月4回のプランでも、行かなければ1回あたりの単価は跳ね上がります。月2回しか行かない月がある人は、都度払いの方が結果的に安くなることがあります。都度払いができるのは1to1(6,600円〜)、Repilates(4,500円)、Pilates isM(15,000円)です。

月額プランは「行くつもりだから安い方を選ぶ」で契約しがちですが、実際に行った回数で割り直すと逆転することがあります。最初の1〜2ヶ月は都度払いで様子を見て、ペースが掴めてから月額に切り替える、という順番も選べます。

体験レッスンで確認しておきたいこと

公式サイトだけでは分からなかった項目が、今回いくつもありました。体験に行くなら、その場で聞いておくと後で困りません。

  • 退会したいとき、いつまでに、どこで手続きするのか
  • 入会金無料などの特典に、継続期間の条件が付いているか
  • 表示されている月額は、年契約の価格か月契約の価格か
  • 途中でプランを下げたいとき、いつから適用されるか
  • 休会制度があるか、あるなら費用はかかるか

このうち最初の1つだけでも聞いておくと、後から「こんなに払うことになるとは」という事態はかなり防げます。

この記事について

6社の公式サイト、料金ページ、利用規約、特定商取引法に基づく表記を確認して作成しました。確認日は2026年8月9日です。

料金・キャンペーン・契約条件は変更されることがあります。また店舗によって条件が異なる会社もあります。実際の申し込み前には、必ず公式サイトと店舗で最新の情報をご確認ください。

「確認できませんでした」と書いた項目は、公式サイトを見た範囲で見つけられなかったという意味です。掲載されている場所を見落としている可能性もあります。情報をお持ちの方は教えていただけると助かります。